昨年発売された「O.K.KIZAI製 ドレンポンプ試運転キット K-KDUC1A」を実際に使う機会があり、便利なものだったので紹介したいと思います。
先に結果から申しますと「現場にとっていいことしかない!」という素晴らしい品物でした。
今回はダイキン製パッケージエアコンのドレンアップホースの通水テストで使用いたしました。
この製品で何が出来るか
わざわざ言うまでもありませんが、その名の通り、今までエアコンに電源が来ないと回せなかったドレンポンプを試運転出来るようになります。
これによって生じるメリット
- ドレン配管の満水テストが終わったあと、すぐにドレンアップの通水テストが出来るようになります。
- 仕上げが来る前に出来るので、仕上がった床の上で水を扱うことがなくなり、OAフロア上で水をこぼすような悲惨な事故を防げます。
- 仕上げのタイルカーペットの上で保温屋さんに保温を巻いてもらうこともなくなります。
- 床だけでなく、仕上がったシステム天井や天井仕上げパネルなどを汚したり、破損させたりするリスクも防げます。
- そもそも仕上げが来る前に出来るので高所作業車や立ち馬を使い、安全で作業効率を大幅にアップできます。
デメリット
- 見当たりません。
実際に使用したときの写真
試運転キットの電源となるモバイルバッテリーは付属していないので別途用意する必要があります。
試運転キットへの電源供給にはマイクロUSBを使用します。
差し込みは同じ形のものは1つしかないと思うので、すぐにわかると思いますが、今回のパッケージエアコンには写真の位置にありました。
ドレンパンに水を入れて、スイッチをONにすると、ポンプの音は、ほとんどしませんがじわじわと水位が下がっていきます。
接続部に漏れがなければ終了です。今回1フロア約60台を試運転キット2台でやりましたがモバイルバッテリーは5000mAhあれば問題ない感じです。(何リットル流すかによりますが)
まとめ
早い段階でテストできれば、コストは間違いなく下がるのでオススメな品物だと思います。