「東光器材製 エアカットバルブ オールクリア」を使ってエアコンのドレン配管をやりました

お役立ち情報

今回は「東光器材製 エアカットバルブ オールクリア ACV-LV50」を使ったところ、とてもよくできた品物だったので紹介いたします。

結論から申しますと、 施工、メンテナンス、性能すべてがこれ以上ないスペックで備わっているのではないか?と思われるスグレモノでした。

そもそもエアカットバルブとは?

ザックリ言うと室内から外に配管されている配管に取り付けるものです。
もう少し具体的に言うと、エアコンで冷房をつけたときに出てくる水を流す配管などに、その配管を通って虫などが室内に入ってこないようにするものです。

エアカットバルブがないと、室内で換気扇などを使って部屋が負圧になると、この配管から結構な勢いで外気が入ってくることになります。その際に周囲にいる虫なども吸い込んでしまう恐れがあります。そうならないようにするのがこのエアカットバルブの役目になります。40Aや50Aぐらいになるとゴキブリやネズミなどが入り込んでくる可能性も出てくるのでそう考えると結構重要な役目をしていると思います。

優れた点

縦でも横でも使用できる

  • 横引き配管でも使用できるので、今まで壁からの配管の「出が低くて縦に入れることができなかった(涙)」という配管あるあるトラブルにも問題なく対応できます。

蓋を外して簡単にメンテナンスが出来る

  • 蓋を外すことがでるだけでなく、中の弁も外すことが出来るのでメンテナンスが超簡単

屋外にも設置できる

  • 耐候性があり、屋外に設置出来るだけでなく、耐薬品性や耐熱性なども優れているようです。

透明で弁の動作に異常があったら見てすぐわかる

  • オールクリアという商品名の通り、きれいな透明の製品なので弁の異常を見てすぐ判断できます。

良いこと尽くめではありますが

サイズのラインナップが50A以下しかないので、オフィスビルのように何百台もエアコンがあるドレン配管のメイン管はもっと太く、ざんねんながら、そちらは別のエアカットバルブを使うことになります。
とはいえ、100Aぐらいまでラインナップがあったら、市場を独占できそうな出来の良さなので、競合他社にとっては安心材料?でしょうか。

ラインナップは2種類、サイズは兼用でアダプターが付属

  • ACV-LV30 は 30A、25A、20Aに対応
  • ACV-LV50 は 50A、40Aに対応

商品の写真と配管したときの写真をいくつか載せておきます

エアカットバルブ外箱エアカットバルブ外箱2
今回配管したのは50Aだったので上の写真はACV-LV50になります。

エアカットバルブ中身エアカットバルブ中身2
箱の中身になります。弁が輸送中にバタつかないようにプチプチが入っていますので取り忘れないようにしましょう。施工説明書も付いています。


付属の40A用のアダプターは偏芯になっていて(横引き配管対応のため)アダプターの接着位置を間違えないように印がついています。

エアカットバルブ配管施工 エアカットバルブ配管施工2
今回はエレベーター機械室のエアコンドレンをこんな感じで配管いたしました。
ちなみに配管の外壁貫通の処理はまだ途中です。躯体のアゴに打ったアンカーはちゃんとシールで防水処理されています。

詳しいスペックは

メーカーさんのエアカットバルブのページを貼っときます。メンテのやり方動画などもありましたので興味のある方は是非見に行ってみてください。https://toukoukizai.co.jp/air-cut/

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